Top > 材質と最大容量(船倉)

造船スキルでカスタマイズできる項目

 造船スキルはRankの上昇に応じて、使用する材質や最大容量(船倉)の変更が可能になる。材質はRank1〜3の間はシーダー、レッドパイン、ビーチの3種だが、Rank4以降から増加していき、最終的には10種類の材質が登場。
 最大容量(船倉)の変更はRank5から可能であり、Rank5であれば±5%、Rank10であれば±10%というようにRankに応じた割合のなかでの調整ができるようになる。

材質について

 いずれの船種も造船時には、基準材質としてビーチが選択されている。材質を変更すると、その船の耐久力、縦帆性能、横帆性能が変化し、エルム以降の場合は原価も変動。材質は船種同様に港によって使用できるできないがある。基本的に、チーク、マホガニー、ローズウッドはイスラム圏、オークや銅張り、鉄張りは西洋圏。
 造船所親方が売っている船の材質は、冒険系がシーダー、商船系がレッドパイン、戦闘系がビーチとなっているが、以下の船種はその通りではない。
・ベルガンディン→チーク
・フランダースガレー→エルム
・ラ・レアル→オーク
・アラビアンガレー→チーク

材質(必要Rank)

シーダー(1)、レッドパイン(1)、ビーチ(1)、エルム(4)、チーク(5)、オーク(6)、マホガニー(7)、銅張り(8)、ローズウッド(9)、鉄張り(10)

帆性能

チーク>シーダー>マホガニー≧レッドパイン>ローズウッド≧ビーチ>オーク>エルム>銅張り>鉄張り
※船種によってマホガニー、ローズウッドはレッドパイン、ビーチよりも縦・横帆性能がわずかに高くなることがある。

耐久力(変化倍率)

鉄張り(1.4倍)、銅張り(1.35倍)>ローズウッド(1.3倍)、オーク(1.25倍)>マホガニー(1.2倍)>チーク(1.1倍)>エルム(1.05倍)>ビーチ(1.00倍)>レッドパイン(0.97倍)>シーダー(0.94倍)

原価

標準→シーダー、レッドパイン、ビーチ
有料(変化倍率)→エルム(1.2倍)、チーク(1.6倍)、オーク(2倍)、マホガニー(2.8倍)、銅張り(3.6倍)、ローズウッド(4.5倍)、鉄張り(5倍)

材質ガイド

『シーダー』:冒険系船種に使用されている材質。耐久力は低くなるものの、帆性能の高さが魅力。チークでは造船できない船種で速度を求めたい場合はこの材質がオススメ。

『レッドパイン』:商船系に船種に使用されている材質。シーダーよりもわずかに耐久力が高くなるが、帆性能はシーダーよりも低くなってしまう。

『ビーチ』:戦闘系船種に使用されている材質。基準材質として使用されているので、可もなく不可もなくといったところ。

『エルム』:微妙な材質。耐久力はビーチよりも高くなるが、帆性能はオーク以下になる。色が渋い茶色なので趣味で選ぶ人がいるくらい。実用性には欠ける。

『チーク』:帆性能がシーダーよりも上で、さらに耐久力はエルムよりも高いとあって人気の材質。イスラム圏船種ではすべからず使用可能だが、西洋圏船種では一部でしか使用できない点に注意。

『オーク』:コストパフォーマンスに優れた材質。原価2倍だが、耐久力が大きく上昇し、なおかつ帆性能はほとんどビーチと同じ。レベリング・模擬用に人気。また、大海戦においても船足を取るプレイヤーはオークを選ぶことが多い。

『マホガニー』:シーダーに次ぐ帆性能、オークとほぼ同等の耐久力を得られる材質。西洋圏・東地中海で使用できないのがネック。色もレッドパインを少し濃くした感じであるため、気が付いて貰えない。

『銅張り』:船体側面がキラキラと輝く材質。オークよりも耐久力が高く、帆性能もガツンと落ちることもない材質。船種によっては耐久力が鉄張りと大差ないため、こちらを選ぶ人も多い。有用性からネックは原価が3.6倍になるところだけといっていいだろう。

『ローズウッド』:濃い紫色の船体になる材質。オークの強化版材質といったところで、オークよりも耐久力が高く、さらにビーチとほぼ同等の帆性能である。軍艦用として魅力的な材質ではあるが、使用できるのがインド方面だけなのが残念。

『鉄張り』:帆性能はガクンと落ちるものの、圧倒的な耐久力が魅力の材質。原価5倍と非常に高額だが、大型船種の場合は耐久力が900以上になるため、最低耐久力になっても模擬・NPC戦で使用できる。長い目でみるとお得な材質。

最大容量(船倉)の変更

 最大容量(船倉)は、砲室+船室+倉庫の合計のことで、造船Rank5以降から新規発注時に変更が可能になる。最大容量(船倉)の増減は、最大幅が造船Rank分であり、造船Rank5なら±5%、Rank10なら±10%というようにRank上昇ともに変動していく。
 最大容量(船倉)を変更した場合は、材質決定後の原価が変動する。1%増減するごとに、材質決定後の原価の1%が加算される仕組み。

最大容量(船倉)の増減で生じる影響

 最大容量(船倉)を変動させた場合、変化する要素は加速力、旋回性能である。最大速度は速度スレなどの検証結果から、変化しないという判断が多い。なお、最大容量(船倉)の増減による影響は攻略本・公式からの正式な回答がないため、最大公約数をまとめたものだと思ってもらいたい。
 最大容量(船倉)を変化した場合の効果は以下の通り。

最大容量(船倉)を増やした場合

加速力、旋回性能ダウン。変化量は固定ではなく、増やした分だけダウンし、見た目の旋回性能数値が変化していなくとも小数点以下で変動しており、ある程度増量すると旋回-1する。旋回-1になる数値は船種ごとに異なるので事前に確認しておくといい。

最大容量(船倉)を減らした場合

加速力、旋回性能アップ。変化量は固定ではなく、減らした分だけアップする。一部船種は、一定量以上減量した場合、旋回が+1される。実際には+1されていなくても小数点レベルで数値が変動している模様。
一定量以上の減量で旋回が+1される船種リスト

最大容量(船倉)を増減した場合の検証

 船の速度に関係する内容で、公式回答があったのは「帆性能は推進力であって、速度を示すものではない」という1点のみ。しかしながら、実際に±0%と-10%を併走させた場合、一定距離進んだあと(速度が最大になった?)距離が開かなくなるので、帆性能は最大速度を決める要素であり、速度差があるように見えるのは増減による加速力の差であるのが原因と考えられる。以下リンクはその検証のもの。
http://y2n.hp.infoseek.co.jp/zousen/sokudo.htm[外部リンク]

 なお、最大速度、加速力、旋回性能は船員が50%以下であるとき、残り水・食料が5日以下であるときにダウンする。

最大容量(船倉)の増減ガイド

『冒険者向け』:最大減量が主流。攻略本曰く、職業が冒険系である場合、加速力が増えるというとのことなので、移動がメインである冒険者は最大減量がいいだろう。(冒険系職業ではなく、冒険系船種に加速力ボーナスがついているのではないかと思うが)

『商人向け』:最大増量。加速力・旋回性能よりもどれだけ交易品を積めるかがキモであるため、とにかく増やすのがイチバン。

『戦闘向け』:戦闘向けは他に比べて難しい。大海戦であれば機敏に動ける最大減量がイチバンなのだが、水・食料が足りなくなり、状態異常が発生しやすくなる。反対に、増量した場合は機動力に欠けるため回避行動が取りづらくなるデメリットが発生する。近海海賊や模擬といった長期戦にならない場合であれば、最大減量した船で構わないのだが、収奪家や特定の場所に籠もってのレベリングの場合は最大増量がいい場合もあるので、用途に合わせて考えるといいだろう。


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